読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

月の恋人


最終回長ぇよ…何度も何度も言ってるけどこのドラマのスタイルはギャルゲで(恋愛シュミレーション)、客体としての主人公が複数の自分の周りに集まる女性の内面を攻略し、その内から一人を選び出し受け入れるという形で完成するのだが、木村拓哉自体に存在感がありすぎて、明らかに主体的な存在として浮き出てきてしまっている。更に、キムタクが誰を選ぶかをワクワクしながら眺めるように描くのだとしたら、木村拓哉の内面は描けないんだから、キムタクがプレイするギャルゲを横から見て「誰攻略するの?」「うるせーよ黙って見てろよ」と言っている状況なわけ。しかも脚本は彼とコチラを繋げる内面を殆ど描かず、しかし、彼の周りを回る女性の内面や葛藤は描くので、これは迷子になっちゃうよなーと思いながら見ていた。
だからこれは、篠原涼子が主役でないとイケなかったと思う。つまり、誰が木村拓哉と寝るかロワイヤルにしちゃえばよかったのではという提案。
もしキムタクロワイヤルだったら、松田翔太を右腕と思わせて実は…って存在としてつかいたいよね。だって一番キムタクの為なら手段を選ばなそうだもん。まーそうやって、手を変え品を変えキムタクを誘惑する女(と松田翔太)達が主役だったら面白かったんじゃねーかなと。
そういう複数の美女が自分(プレイヤー)に言い寄ってくるギャルゲって普通に考えて、リアリティなんてないんだよ。キムタクなら言い寄られる説得力があるかも知れないけど、お前も俺もキムタクじゃないというリアリティの方が浮かび上がったのがこのドラマでは。