オオカミさんと七人の仲間たち

誰かオオカミさんと七人の仲間たちの論考してる人いないかなー。りょうし君がアニメ視聴者の事だったりひとつひとつがアニメを批評的に見てる事は分かるんだけど、アニメとか声優とか詳しい人が書いてるのを読みたいなあ。
オオカミさんが、見られる対象としての女性性を最も叶わない力で傷付けられた過去を持つキャラである事に対し、見られる対象として世界にコミットすることを恐れるりょうし君との、性の逆転をアニメ的問題に落としこんで、更にもうひとつ上のレイヤーの存在をナレーションや学校のシステムで描いてる。
ってそれだけでもかなり熱いんだけどね。
アニロリおた的な「羊の皮を被ったレイプ魔の視線」それの拒否として男にウケないように不良の格好をしてるオオカミさんにとっては、そこを好きになられるというマニアの視線に怒りを覚えるというのは分かる。アイドルじゃなくて声優「だから」好きとかね。んで自分の体を守る力も、人の気持ちを分かるプロセスも焦ったら身にならないのは同じ。
んで誰かを好きになる事は暴力性を伴うし、暴力を振るうことも暴力を受けることも受け入れる行為としての恋愛が、相手の気持を分かり合うという流れになっているのだろうと思う。
好きになるんならアニメ的キャラで俺の嫁とか言ってないで、時にはモニタを飛び越えてずうずうしく相手の心に踏み込む度胸を見せなさいよということでいいのかな?
暴力は恐いけど、その存在を受け入れないといつまでも強くなれないぞえみたいな。
相手に気づかれずに相手の物語を覗き見る行為は、ストーカーともいえるけど思いっきりアニメのキャラクターと視聴者の関係で、いきなりそこに飛び込む所から始まってる。
うーでもやっぱよー分からんわ