ジョーカー

ケイタaka倉田＝窪田くんやっぱ面白いね。前にも書いたけど漫画・アニメ的実写でいいと思うんだけど、堺と犯人の境界線とか、堺に課せられる責任とか、神隠しバレちゃうとか、なんにせよドラマを引っ張る吸引力が余りに弱いのはどうにか
それと仮面とかサブいけども、二面性を象徴するガジェットが必要な気がする。今の所にラーメン=食=生、みたいなのがあるくらいで、もっとアニメ的演出があってもいいような。勿論それで切り落とされる層はあるけど、じゃーリアリズムでやんなきゃ。
ただダークナイトだってアニメ漫画的リアリティって意匠を纏って出来たともいえるし、日本でダークナイトがコケたように日本でアニメ漫画的意匠を纏うのはかなり無謀なのかもしれない。ここが切り崩せないのが一番痛い。ダークナイトですら駄目なんじゃ辛いよね。
でも多くの邦画が当たり前のようにアニメ漫画的演出を採用していて、ものによっては興行収益もいい。だが多くの映画マニア及びネット的映画作法においては嫌われる。そんでそういう人達にもダークナイトは受けた。そう考えるとジョーカーは最大公約数的に正しいのか。
流星の絆なんかはその辺りうまかったなあ