ジョーカー

デスノに例えてたけど間違い。これはどちらかと言えばDARKER THAN BLACK。まあ、なんにせよアニメ・漫画的な考え方で作られた話だとは思います。本来の意味で言うドラマならば、例えばリミットみたいに対象と向き合い同化していくタイプの話なんだけど、このドラマでは経るべき葛藤をスキップして対象と向き合わない。その部分に違和感があったんだけどアニメ・漫画的な物として考えればスッと腑に落ちる。人間的錦戸くんを内包することでそのシステムは崩壊しそうだけど
だから、そもそも犯人を人間として描く気無いよねこれ。そこが俗に言う骨太なドラマとして落ち度だけど、潔く割り切ったとも言える。
見立てとしては、そのアニメの世界に錦戸くんが入り込んで、杏がアニメの世界に抗う。アニメの堺に無力な杏が綺麗事を投げかけたところでそれに意味はあるのか。というかあんただってそもそも人間でしょって所かな。
アニメと実写とか、現実と虚構の間ってあれか、(同じ人間の所業とは思えない)犯罪の都市伝説化ってやつか。最近で言えば、怪物って言うか妖怪みたいな。モンスターペアレンツとか虐待も妖怪か。妖怪と戦うには、自分も都市伝説になってそうすることでようやく妖怪と向き合える。だから雑誌記者がいるのか
色々言ったけど単に堺雅人が黒〈ヘイ〉に見えたってそれだけ