ドラマ


ヤンキー君とメガネちゃん。演出ドラマになってる。そういう意味で、警部補 矢部謙三と本質的な差異はない。まんまだけどトライブの越境の話なんね。成宮くんって配役もそうだけどヤンキーならではの家庭環境とかそういうのじゃないのはなんでだろ。最強のヤンキーに間違われてるってのは単純に中身と外見の事だけ?トライブの内と外みたいな主観と客観もあるか。漫画演出はバカにされるだろうけど、強さって言う属性そのもののキャラ化で…まーいいや。仲さんがぷりっぷりでやんす。


臨場2第三話。ツマラなくはないんだけど、今ひとつ内野さんが優しくて勿体無い。二段構えにしてまで奥さんの心の隙間に差した魔を視聴者が追体験するのはいいんだけど、その闇をただ間違ってしまったとしていいのかな、そういう弱さを抱えながら生きるのって単純に否定できないと思うけど。


警視庁失踪人捜査官第二話。いやいやどうしたの。1話に比べてメチャクチャ良くなってるじゃん。こういう複数のテーマを組み合わせて予想を裏切ろうなんて大胆な。ヤンキーは情に厚くて裏切らないとか、男のデザイナーはゲイとかそういう暗黙のレッテルでミスリードするのはいいんじゃないでしょうか。
第三話、また全然面白くなくなっちゃった。前回は良かったのに…どっか間抜けというかおっちょこちょいな本だよなぁ。もっとちゃんとしっかりして欲しい


IRIS -アイリス-。韓流友情モノ+ボーンシリーズ?イ・ビョンホンはたまにエンケンみたいに見える時がある(白龍!?)。そして俺は韓流の女優が好きすぎる。日本でこんな事やられたら眉唾だけど向こうにいる人も同じなのか。政府とか諜報機関に対する感覚は全く違うのか。画面の色はいいと思う


パンドラII 。日本でギリギリ成立するディザスタードラマかも。だがそこで起こるドラマはベタなサスペンスそのもの。大発明=マクガフィンでいいの?地上波で普通に人気出そうなんだけどなー。あー食物を与えられていない虐待児童って背景が出てくるのね


トラブルマン第三話。また交通事故なのはきっとギャグなんだろう。目の前で起こっている事から見える事が必ずしも事実であるとは限らない的な、客観的事実と主観的事実のズレ…がテーマ?人の話を聞くことで他人の主観を共有する擬似家族的な癒しが…なんだっけ。パパイヤが全然洒落んなってなくて恐い。
第四話。こういう狭い世界で(世界は狭いか)原因と結果を描くのってSABUってずっとやってきたよね。全員恋人との別れってのもアレだけど、最近はこういう形で社会を描くタイプの人って居ないから逆に新鮮というか、ビーイング系懐メロって感じね


大魔神カノン。糞オタのダメ妄想みたいな話だ。端から端までわたしわたしわたし、人類補完計画から随分立ったけど、いつまでたっても他者が描けないのはダメでしょ。主人公の女のイカれた脳内に取り込もうとしてるみたいで物凄く気持ち悪い


同窓会〜ラブアゲイン症候群。あぁコメディだ。おっさんのラノベというか、おばさんの携帯小説というか。中年も一緒というか素直になれないんだねぇ。意外にネタが少なくて、来週が気になる。大体不倫がどーした言ってる時は何かしら別の何かを抱えてる時だよ。なんか真実の愛の為に人のものを盗む話をやたら見てる気がする


タンブリング第二話。これはルーキー…いやっスラムダンク(みっちー)だわ。チョイ前のヤンキーものが増えた時期の遠因には少年漫画の801二次創作があると思うんだけど、どうすかね。車田、富樫、井上、和月みたいな。ここに森田まさのりが入らないのがポイントなのかなと


龍馬伝というか佐藤健。たけるん好きなんだけど、発声法が完全に現代っ子すよねぇ。メディアや届ける場所を変えたら多分全然聞き取れない。キャッチするには口先の演技なんで、早めにどっかで抜本的に変えるか、TVに超最適化して絶対に消えないようにするか。TVがおっさん化するのは目に見えてるわけだから。


怪物くん第二話。ネーちゃんか体売って金稼いで、お金最高っ!ってなんか話スゴイかも。大野くんも仕事やってんだもんね。今はこうなんだね。うん、お金いいよね。俺も欲しい。


女帝薫子。前にこの枠(?)でやってた女帝の2みたいな感じ?2になってNANA風味に。おそらくNANAの神秘的な部分を昼ドラ風のスーパーリアリティて描くんでしょう


ジェネラル・ルージュの凱旋第四話。前にも言ったけど、医療モノは国や制度のせいで今の医療は疲弊しきっているという言い回しが常套句になった時、壁にぶつかる。変える事は出来ない現行の制度に対する問題定義って、ドラマ見て溜飲を下げて終了って感じじゃん。もうドキュメンタリーって顔じゃないっしょ


絶対零度第三話。これって1Q84を読み違えた、偽史を通して時代を振り返り蓋に閉まって次に行こうって話?近過去をアレやこれを忘れちゃいけないって問題意識が気持ちイイ的な。思い出した時に忘れてないって思うだけで普段から考えている訳じゃない。時効廃止って分かってたからこのモチーフだったのかな。人物のバックボーンが見え辛いのはともかく、○○キャラって設定が希薄なのが最近のトレンドなのかな。漫画原作・漫画演出への反動かしら。悪魔のいけにえ、セブン、Monsterって補助線が禁じ手にならないのは笑える。犯人描写やネグレクトこそ扱い方に気を使うものだと思うんだけども


激恋。最近の離婚の実態ってどうなってるんだろう。社会的な自立の敷居が下がれば離婚率が上がるのは諸外国でも似たようだったりするけども、自立の割には生活超大変じゃん、それは大丈夫なくらい一緒にいるのが無理なんしょ?浮気ってそんな駄目かなー。TVとか本とか見れなくなるより嫌かなー


mother第二話。序盤だからかなぁどんどん落ちてくな。社会から隔絶されたコミューンに逃げるのは定石なんだけど、元園長がボケてるけど、大切なことを教えてくれる仙人みたいに置かれているのはなんかピンとこない。お腹を痛めていない母親が仙人の導きで母親になってくの?そこは自分で経験しないと。
第三話。うーん…ちょっと激恋の話や八日目の蝉と前後しちゃうんだけど。母と娘の話に父が入る隙間なんてこれっぽっちもねーでやんすよ。父にだって子に対する愛はあるんだけどねぇ。それと二重にする事で十字架というか業の連鎖や自分探しが入るのでなんかブレる。悪い事じゃないんだけど。それと保険を含めた国の保証が犯罪と言うことで切り離されるわけだけど、その事で亡命や遊牧のような色合いを帯びるんですね。そういう一種の国の引力みたいな力って個人では抗えませんよね。こういう時に気になるのは本当に頼るものがない人と、人に頼らない人は傍目には中々分かりづらいと言うこと。
かなり話しはズレるけど、児童虐待って増えているとは思えないんだよね。まるで増えているかのように見えることはあると思うけど。勿論一軒でもその問題は問題なんだけどさ。なんつーか母の愛っていう型の肥大というか。そんな偉かねーぞ。もっと頼って欲しいし、脆弱な癖に頑な過ぎなんだよ。だから妙に持って回った演技をする松雪はウザくて正しい演出。神秘的な『母性愛』の自家中毒が誘拐なんだろう。だからってそのままで良いワケはなく、誘拐以外のカードが無いのが問題で、相互扶助のネットワークの再構築みたいな所に落ち着くのです