ドラマ一言感想.Twitterまとめ

不毛地帯 最終話。
 まー当たり前だけど、退役軍人の狂気も、
 企業と言う怪物の狂気の爆発も無く、
 屍の上に今があると言うお説教を
 長い時間をかけて見せられたというね
 そんな針の穴を通すようにバッドエンドを回避しなくても…


エンゼルバンク 最終話。
 これが低視聴率なのも、民主党にダメ出ししながら、
 自分では何もしないお任せ行政的なもんだよね。
 きっとこのドラマ自体の面白くなさがフォーカスされるんだろうけど、
  そしてやはり決定的に面白くなかったんだけど
 これはドラマ自体の出来不出来とは関係なくて、
 何故これを面白くないと感じるのか、という話。
 それなりの蓄積や積み重ねもあったけど、
 それでも話をすっ飛ばして結論に行っているように見えるのは
 つまりまだココの間には思想が足りないって事。
 自発的な思想は抑圧によって生まれるものだから、
 イヤダイヤダと言えるウチはまだしも、
 信じられないモノを受け入れなくてはイケない状況ではないのかな


マジすか学園 第10話。
 サドのベジータっぷりに、心の腐女子が失禁っ
 それにしても、あじゃあれじゃ暴れ足りないでしょ。
 なちゅとクロス頭突きカウンターが見れると思ってたのに。
 ネズミの中の人の人気急上昇に嫉妬


ヤマトナデシコ七変化 第9話。
 見えるもの=ルックス、言葉、幽霊。
 見えないもの=心、味、嘘。
 取り敢えず、子供=無垢であるが故、
 見えないものが見えてしまう存在をリセットして、
 信じたいものを信じるが故、騙される弱い存在としたのはいい。
 大政はふんとに曲げられない女だなあ


天装戦隊ゴセイジャー
 ハリポタとか最近は
 何の苦労も無く力を手に入れちゃうのが主流かあ。
 いや普段と違う行動をすることで、
 フラグが立つって方が正確かな


エレメントハンター
 ホント面白くなったな。
 NH系ウェルメイドアニメの民放化第一弾と位置付けて、
 及第点を取ってるのでは


キディ・ガーランド
 ドキドキの展開だねー

デュラララ
 これも凄い展開だねー


咲くやこの花 第8話。
 始めてに近く、普通に面白かった。
 ポジティヴとネガティヴの誤配。
 手段と目的が技術によって入れ替わる成海。
 運命論(トラウマ的)に耽溺し、日常の豊かさを見失う平岡。
 嘘でも間違いでも、目的では無かったとしてもいーじゃない。
 運命論のメビウスから救えるのは何か


龍馬伝 第11回。
 うぬぬ…これは何とも。盛り上がる所ではあるんだけども。
 大森南朋の追い詰められ方が忍びない。
 うーん悲しきトゥーフェイスやねえ。
 香川照之日和見は好感を持てるんだけど


泣かないと決めた日 第8話。
 意外に悪くなかった。
 会社における女性原理と男性原理の対決を基本軸に、
 女性が会社で「普通」に働くことの困難さは、
 男から見てそんな頭のオカシイやつ
 という個人に纏わり付く問題が、
 実は女から見て普遍的な女性社会の困難であることを示していて
 杏は特別おかしい訳ではなく、誰もが杏で。
 今回ポジティヴに転がった事も、
 一寸先はネガティヴに転がることを前半で丁寧に描いていたため、
 希望的な最後も一筋縄ではいかない事が予見される。
 要潤の態度も賛否あるだろうが、
 セラピー的な解として消去法で妥当だと思う


まっすぐな男 最終話。
 どっちかって言うと曲げられない女と比較していたけど、
 こうして見ると、泣かないと〜と呼応しているように見える。
 それは社会を男性原理から見るか女性原理からみるかと言う意味で。
 前述したように、泣かない〜は女性原理。
 と言うわけで、男性原理から見たマッチョな社会…
 なんだけど、これは女性原理と比べて余りに軟弱、
 会社も社員も甘甘で温すぎる。
 勿論、上司に掛け合いもしないで給料が低いとクダを巻く暇が合ったら、
 実現可能性を高めて上げて下さいとダメ元で言ってみればいい訳で。
 そこは別にいいんだけど。
 自己実現の為の脚の引っ張り合いに比べちゃうとねえ
 そもそも会社が描けていなかったんだから、関係性を描いてたんだけど、
 それは殆ど肩が付いているので、ボンヤリした最終回。
 つか、佐藤って父親像がどうにもキツイ。
 佐藤の子供はプレッシャーでストレス溜まるわ。
 正しくて反論も出来ない。
 俺は早めに大人も結構ダメだなと気付く方がいいと思うんだが
 で。この火曜フジのドラマ枠が
 上下で、男性原理と女性原理を戦わせるというのは
 実は前の、乙男×リアル・クローズと同じで
 この火曜フジのバチバチの男女ロワイヤルは
 結構意識してやってるんじゃないかと。


曲げられない女 最終話。
 うはー全部入れたっ。トッピング全部のせって感じでお腹いっぱい。
 お腹の中の子供に向かって
 シャッターを開ける展開から(ムカツク奴を懲らしめるために力が欲しい!)、
 夢二段オチ(可能世界)辺りで俺のwktkピーク!
 母親としての自覚みたいのはうーんって感じだけど…
 まーこの展開で伏線全部回収して、また伏線はって回収して、
 全員を相対化させてオチつけてって、
 最後にもういっちょ裏切って、チーズも食わせてやって
 って、ホントよくやるよ。なんか構築美だよね
 だって弁護士諦める展開でも全然納得出来たと思うしね。
 そういう可能性の映像化を全部やって
 (夢オチまでやって、ゴミ箱も成功させて、運命論も壊す)、
 谷原と永作くっつけたりとか、やり過ぎでしょw
 まっすぐな、泣かないと、がやる世界も、
 このドラマの中に入っちゃうので小さく見える。
 特に永作の、男と女は不平等→
 母親になって分かる、子供を生む解脱感(神秘主義、女「だから」素晴らしい)→
 何、偉そうなこと言ってんのよ、子供に押し付けんな(不遜な可能世界
 のコンボは凄い。
 女性作家がよく陥るタイプの私、宇宙、神、って
 自己を無自覚に普遍化する振る舞いについて考えてしまう
 言葉で語りすぎだってのもあるけど、男「だから」描けたのかな。
 全部映像化して見せつけられて、
 もーオチなんてどうでもいいやwって気分になった。
 最後にゾンビがわっ!って出てくるみたいな
 悪意も良かったなあ。あー面白かったっ