ドラマ一言感想.Twitterまとめ


新撰組異聞PEACE MAKER
 幕末偽史流行ってんな。あと、ホスト+熱血漢ってのも。
 正直俺の心にバシッっとくる役者はまだ出てこないけど、
 結構有名な俳優多く出てるのね。
ライアーゲーム2 最終回。
 ライアーゲームの2でしたね。
とめはねっ 第三話。
 何故!何故パンツをはいている!朝倉あきの完全防御に至っては0点だよ。
 スク水何て言わないからせめてカワイイものを…つか一瞬でいいから全身を…
不毛地帯
 面白いのかも知れないけど、何も言うことが無いんだよなぁ。
 仕方なく妄想で遊ぶしか
エンゼルバンク 第二話。
 うーん地味ながらも分かりやすく説明してるんだけど。
 古い。余りに昔の話過ぎる。
 下手なハッタリは敬遠されがちだから、
 出来ないことはしないのは賢明だけど。少し焦った方がいいと思う。
まっすぐな男 第二話。曲げられない女 第二話。


まっすぐな男


佐藤隆太が駄目なのは嘘だから。その綺麗事が通用するには、相手にかなり大きい受身を要求する。今のところ、その受身を取っているのが、実は貫地谷しほりではなくて深キョン。と思われる。

んで、佐藤隆太を嘘の存在にしてるのは、実は貫地谷しほりなんだよね。あの嘘の佐藤隆太をそのまま肯定することで、佐藤隆太はセカイに留まることが出来ている。母親のような大きな愛で、甘やかしている。と言うわけ。

だから、本質的には深キョン貫地谷しほりが戦ってるんだけど。深キョンは、女の戦場から撤退した状態から物語が始まってる。つまり一度、女は母に負けている。これはきっと、草食系だとかそういうニュアンスで処理出来ると思う。まー母と戦うために強くなる女に男は引き、母に甘えるとか。

んで、このドラマ内でもう一度、女は男の為に、女の戦場に上がると思うんだけど。もう一度戦ってもいいと思える動機が、佐藤隆太の演じる虚構になる筈。この男の為にって事なのかな。佐藤隆太はこのドラマにおいて強力な虚構だけど、その時から、深キョンに対してだけは虚構じゃなくなる。実存を兼ね備えた男として機能する。そしてその時は、貫地谷しほりが虚構になってるはず。んで、佐藤を甘やかすんじゃなく、対等な立場で渡り合ってやる。っていう気持ちになることで、初めて女の戦場に上がる。

まだ誰が本当の主人公か分からないけど。一応佐藤だとするなら、佐藤の実存を取り戻すために、女の戦いという舞台を召喚したっていう話になる。この場合はたまたま女だけど、男でも良くて、佐藤の嘘を本当にするには、佐藤の嘘に付き合う人間が必要って話。まーライヤーゲームのなおにゃんの話と同じなんだけどさ。


曲げられない女


一話よりスッゴく面白くなった。相変わらずテーマも何もかも台詞で思いっきり言うし。しかも声がでかい方が強く見えるしで、出来は不細工なままなんだけど。余計な冒険はせず手堅い演出でスッキリした。(しかし何故かMJはやめないらしい。女王の教室のダンスなんだろうけど…)

冒頭でいきなり、まっすぐな男が出てきたのには驚いた。たまたまなんだろうけど、実際の所こういうたまたまは、必然である場合が多く。単純に、バブル→不況=ゼネコン→不正。って言うだけの話だと思う。でもこういうシンクロってドラマ好きにはたまらない。

演技の上手い下手はあるけど、谷原や武田のような警官(正義?)に、正義の不成立を語らせるのはダークナイトでジョーカー。社会的正義の象徴に、利己的な正義を語らせる。正義であり悪の象徴。この人のドラマに今後も出てくるテーマなんだろう。

また利己的な永作の生活が徐々に壊れていく為、戦略的に動いていても、思い通りには行かない事を描きながら、その時どう振舞えばいいかや、社会的セーフティネットを描く。

センチメンタルな自分語りはどうも興ざめする。それは社会に要請することじゃなくて、自分で処理してくれよ。

「偉そうなことは弁護士になってから言え」
「お前は弁護士じゃないから苦労が分からないんだよ」
今の所、明確な敵は全て男。社会は男の世界とも言えるし、菅野の問題はフェミニズムの問題。

谷原の言う、人間を信じてるって台詞は面白い。やっぱジョーカーだ。

最終的に社会のインフラに頼るってことは(炊き出しもそう)、男に頼るってことでまだ、人間を諦めていないっていう台詞と呼応する。更にいえば、インフラならば最低限の暮らしを甘んじて受けるということでもある。じゃー弁護士っている?菅野レベルでは、そもそも弁護士にこだわる必要ある?


大前提の話。


今は、何を手にし何を手放すかを明確にし、戦略的態度を取り、開いた時間で目一杯ダラダラするしか無いと思うんだ。正しいこととか、倫理観とか、死生観が時代や状況や環境に左右されちゃうのは自明じゃんか。平たく言えば、正しいことをした場合の方が、正しくないことをした場合よりも儲かるシステムを構築するしかない。

正しいことがポイント制なら、天国でウハウハなんだろうけど。(ポイントってそのルールを作った会社があって、初めて実利となって返ってくるでしょ。その会社って何よ。神様?都合良すぎでしょ。現実のルールは思い通りにいかないから天国のルールに従います。ってのは単なるワガママ。

菅野が本気で理想的なロマンを成就させたいなら、目をそむけるんじゃなくて、どうやったら正しいことをして儲けるかを考えるべきでしょう。もしそれが、弁護士と言う職業で成就出来ないなら弁護士を諦めるか、弁護士会を変えるかの二択なわけでしょ。で、そのどちらもに、NOを言うわけだから、社会的には我侭だと言われるのは仕方がない。

で、恐らく「弁護士を諦める」には、余計な意地やプライドや因縁がまとわりついてるから、それを捨てて、神父は…女なれないんだっけ?坊さんか、NGOに入るしかないんじゃね。そういや何で女は神父になれないんだろう?聖書の問題?でも全然現状に即してないよね。って話になって、世界で初めての女神父(神母)になるって話ならすごいけど。神父のセクハラ問題とか取り上げて