漫画のテリトリー。
漫画家・末次由紀氏 盗用(盗作)検証
井上雄彦の作家性って
こういう毒も孕んでるのかな。
作者が、プロじゃなくて同人作家。
二次創作者だったら…
というか、(結果的には)ほぼそうなのかもしれませんが
そういった、線引きはきっと可能だと思います。
う〜ん…
資料から、トレースに近い事をやっていない、
そんな作家なんて、存在するんですかね。
モノには、限度ってのがありますよ、当然。
でも漫画から漫画へのトレースは少ないか。
芸術の優劣は、まったく同じモノでも
額縁が違うだけで、全然別物だと思う。
INPUTとOUTPUTによって違うだろ。
それを、受け止める人によって違うだろ。
同じ絵に、フミヤって書くのとピカソって書くのとで
見る側の意識が、変わるだろ。
by ATOM-AGE
○気になる問題を箇条書きで。
井上雄彦本人が訴えた訳じゃなく、
講談社が早急な対処をした。
勿論、末次由紀の謝罪を受けて。
今まで、何度もこう言った事が起きながら
漫画界は、それ相応の対処法を提示しなかった。
作者に最低限のオリジナリティ・作家性は存在したのか。
もし、今後、模写・トレースをした作者側が
他の模写・トレースをしている作家を訴えた場合
法制度は、どうなっているのか。
今後、どうしていくのか。
某巨大掲示板では、
「パクリ」を面白おかしく茶化す傾向があるが
ヒートアップした結果、漫画界にいられなくなるような
事件が発覚した場合、それが間違いだった場合
某巨大掲示板側は、責任を取れる体制にあるのか。
また「パクリ」を、どのレベルで認識しているのか。
そもそも、定義が曖昧な「パクリ」を、いちいち告発する事が
漫画に限らず、アーティストの作家性を、どれ程奪うのか。
今後、某巨大掲示板に怯えだす作家が、どれ程存在し
ばらされる前に、謝罪するケースはあるのか。
過去も未来も含め、怯えた作家が
どういった、精神状態で仕事をするか
どういった、行為に出るか
怯えた精神状態で、出される漫画は
どれ程面白いのか。面白くないのか。
某巨大掲示板の中で、過去犯してきた
例えば、flash上で流される音楽の著作権侵害。
「パクリ」を認めるのか。
認めた場合、その上で作家性を奪う可能性のある行為を
容認し、どう責任を取るつもりなのか。
そこまでする必要があったのか。
事実上の漫画界追放。
某巨大掲示板のスレッドから、事件化させる。
事件化するまで、追い詰める。
末次由紀の漫画がオークションを含め高騰している事。
井上雄彦は被害者で
末次由紀が加害者っていう前程で。
昔さぁ、渋谷系・元ネタガイドブック
みたいなのが、あったけど
http://red.ribbon.to/~verifylinks/index00.html
こう言った事を展開する人は、絶対いるんだよね。
でも、俺個人としては、
こんな、デリカシーの無い事、よくするよなぁ
と思ってしまいます。
「俺、これ分かるぜ(→凄いでしょ!誉めて!!)」
の延長線上に見えちゃうから。
WEB上の言葉の盗用なんて、もっと大規模で、意識は低いし
漫画で言えば、絵の盗用よりも
物語の盗用の方が、立証し辛い上に
罪も重い気がする、感覚的にだけど。
これ、出版社・編集部・編集者の処罰はどうなってるのかな?
作者を管理している立場な以上、
作家よりも、厳重な処罰が下るのでしょう。
回収・絶版は、出版社としても痛いでしょう。
子会社が倒産とか、部署が閉鎖とかあるかも
(現状では井上氏からの告訴が無い限り、無さそうです。
一人の作家のせいで、雑誌が廃刊ってのは難しい判断だけど
作家の責任、編集部の責任、ってそういうものじゃないの。)
そうなると、結構な人数が生活に支障をきたす訳ですね。
もしかすると、いい年したおっさんが路頭に迷うかもしれません。
それでも、編集者の処罰は公にした方がいいかも。
出版社が早急に、重すぎる処罰を与えたのなら
業界全体のパワーバランスが
崩れ無いような、対処方なんですかね。
つー事は、出版界は、
プロを保護するつもりで、作家を囲ってるんじゃないんですね。
プロを目指して、漫画を書きたい人は、
広い流通ルートを持ってるから、ハクがつくから
プロになるんですね。
コネ持ってれば(広い流通ルートを有した)、
プロにならないで、アマチュアのままの方がいいんじゃないか。