次のオタク市場は、女装。
801が女の子の、男の子になりたい願望(宝塚)ならば
萌えは男の子の、女の子になりたい願望(ニューハーフ*1 )に進む筈だ。
キャラ萌えからキャラ同一化、女装(一応コスプレ)
と、いくであろう。
その中で、漫画やアニメはきっと
女装キャラ…と、なると少し距離を置かれてしまうから…
カワイイらしい男の子の、
女に間違われてしまうキャラ萌えが、次にくる市場だ。
しかも本人は、周りの女の子に
女の格好を強制されている事を、嫌がっていなくてはならない。
何故なら、女の子に無理矢理服を脱がされ、
スカートをはかされる、カワイイ男の子には
エロやロリも入っている。
更に複数痴女プレイでもあるからだ。
その前段階として、逆ベクトルの
ツンデレに目を奪われているのが、現在なのではないか。
しかも、801(ショタの部分)市場との
連携プレーも可能な㌦箱看板になる事だろう。
基本、女性からのアプローチを待っている
オタク市場である以上、
なよオタの中には、感情移入の方向として
男性コスプレ界に、新しい流れを作るものも現れるかも。
過去に、そういった作品はたくさんあったが
もっと有名なのは、転校生だろう。
(原作:山中恒「おれがあいつであいつがおれで」
元々、童貞キッズの股間を握る要素として
形骸化していたものだが、
市場開拓を、改めて行うという事だろうか。
それは、オタクという価値観の中で、永遠の思春期を求める
ビューティフルドリーマー(押井守)は確実に存在するが、
萌えの中では、恥ずかしいモノとして存在しているからだろう。
しかし、究極の萌えの最終形態はきっと
自分を女性にしてしまう方向ではないだろうか?
萌えとは、そこに進む行為でありながら
どう抗うかを目的とした、アンビバレンツな市場ではないのか。
現在は、そういった根本的な問題を
回避している状態ではないのだろうか。
俺の知ってる限りでは、そう言ったキャラに
美味しさを見ている人間は、沢山いるし
すでに、いくつかの作品の中で試されている。
「女性の見られる性」の拡大で
男性に飛び火した、見られる性が
「女尊男卑」に拍車をかけている社会的状況と
照らし合わせて見ても、それ程的外れじゃないと思う。
(極端な拒否の形として現れると言う推察。)
それに抗う男性社会が、格闘技を白熱させている。
となると、飛躍し過ぎかもしれないが
女性アンケートで、どの格闘技をやっている男性に
魅力を感じますか?との問いに
一番多かった答えが、
「格闘技をやっている人間がカッコよく見えない」
だった事が、裏付になってはいないだろうか。
まだまだ、ここは考える余裕がありそうだが。
正直今まで、散々議論されてきた内容だな。
でも、これはほんの序章って感じで。
*1:これ、ゲイとかホモじゃないのが、ポイントね。