何つうか、あれだ。全部妄想だ。(注釈付!)

大塚(英志)の事
大塚の偉い(別に偉か無いんだけど、好きな所)と思う所は、常にメインカルチャーに対して
自分の位置がカウンターカルチャーである事に意識的である事。
物事を斜めに見ている人じゃなくて、物事の対極にいる人。
今は、メインカルチャーの方が数年前カウンターで有った筈の場所にいるから
一度、事柄を否定する事が当たり前になってしまっていて
そうでない人は、単純な人。馬鹿な人。センスの無い人。お洒落じゃない、かっこ悪い人。
って事になるんだわ…


んなアホな。


モーニング娘。浜崎あゆみを、今更否定して
それと、※1エイフェックスツインや、※2ストロークス
を比較して、あんなの音楽じゃないよね。何が良いのか全然解らな〜い。
とか言ってるそこの馬鹿。何度か死ね。お前は生きてる事が、殆ど罪だ…
あれ聞いてホントに何が良くて売れてるか解らなかったら、やばいぞお前。


それと、※4スヌーザー(ちなみに俺が今まで読んだ音楽雑誌の中で最も糞おもしろくねえ雑誌でした。)
を読んでいる事を、カッコいいと勘違いして、アホみたいに書いてあったままの批評(批判)をしているスノッブ達。
頼むから日本から出て行ってくれ…それか、自分の家で黙っていてくれないか。
あれに載ってる音楽が最先端だと思い込んでいても、それは音楽とは言わないんじゃないか?
つか、アノ雑誌全然お洒落じゃないぞ。スヌーザークラブイベントのセットリスト
きつい曲しか、かけてないだろ。ダサいんじゃないか?あれホントにプロの耳か?


あと、※5デヴィット・リンチ(的な。それと※6ヌーヴェルバーグ的、説明の少ない映画)の映画を解った口で
普通の人じゃ解らないかもしんないなぁ。でも、見てみれば。おもしろいから
ってお前はアホか。お前の言う普通の人じゃ解らないモノってなんなんだ
只の説明ベタだろ。何故お前がよく解らなかっただけで、大多数が解らないと言う結論になるんだ。
人を馬鹿にする前に、お前がもっとよく映画を見たほうがいいぞ(デヴィット・リンチは好きな方だけどね。


ついでに、も一つ。※7ラーメンズ、※8バナナマン、※9おぎやはぎ辺りのお笑いライブに行きまくって
アホみたいに何でも笑ってるくせに、学校や友達の前じゃ 
最近のお笑いってつまらなくない?何で皆あれで笑えるの?
皆もっと、お笑い勉強した方が良いよ。例えばラーメンズってさ……「長いので削除」……だから面白いんだよね。
まぁ、一般の人は解らないと思うけど…
はぁ? お前も一般の人じゃないの?
つか、皆なんで?って聞いといて、解らないと思うけど…ってどうしたいんだ!?お前は?
基本的にお笑いなんて、笑わせて笑ってナンボだろ。(芸人は笑わせようと、客は笑おうと)
お前、笑いこらえてんのバレバレだぞ。オイ。お前だよ、豚足。


ってか、こういう人がホントに多いんですよ。
文化を無理矢理、難しく(つっても、単純)する事が個人のステータスとして
成り立っている以上、暫らくはこういった下らない連中が幅を利かせるのでしょうね…
知性がものをいう時代ですね。
そんな、サブカルチャー自体がお洒落でイケテル、メインカルチャー
って意味を持ってしまった状況において、大塚はどんなスタンスを取るのか
と言うのが今日の俺の話。(と言うわけで、上のは全部前置きです)
で実際、大塚はどうかと言うと…今はオタクと政治(の評論家)側に立ってる。
それが結構姑息ながら、上手いなぁとも思うのです。
基本的に上記の連中が嫌がり、煙たがる位置ですよね。
特に、オタク。コレがキーポイント。オタクって少し前に※10EVAのせいで
辺に知的(間違いだが)な立場に立たされ。何人かのオタクは勘違いをして
スノッブに成り下がった。そしてお洒落キッズ達もEVAを肯定したことがデカイ。
※14裏原ギャル男とかでも、3割位は見てると思う。
んで、昔メインカルチャーに寄り気味になったオタク文化。
色々、第二・第三のEVAみたいな糞アニメが氾濫したせいか、
美少女アニメキャラクターの顔のパースが軒並崩れていったせいか
メインカルチャーになり損ね、残ったのはスノッブ化した馬鹿と
「村」意識の以上に高い電脳組だ。
と、言った感じで今オタクは最もダサい存在になった。
つまり、かなり上に書いたがカウンターカルチャーとしてのオタクだ。
そこに、以前から持っているオタク知識を駆使すれば
(架空の)相手とも戦争しやすいのだろう。
只、こう言った態度を取っていると意見がコロコロ変わるだとか
言ってる事が矛盾しているだとか、言われる。
当たり前だ、立っている場所が違うんだから。
しかし、一貫している行動原理がアナーキズムである事が
そう言った、思考を支えている。
俺が、大塚に共感を覚えるのはそこに関してだ。


話は少しだけ変わる。ファッションとはなんぞ?
メインカルチャーとして、常にお洒落な位置を保っているモノの一つだと思う。
ご執心のブランド。行きつけのショップ。誰でもそう言うのを持ってるだろう。
そしてココに於いては誰も彼もが、自分と言う個を誇示している気になり
コダワリと言った形で
お手軽に自己主張が出来、地域や年代によっては職業や階級を表す目安にもなる。
「思想を共有する集団・族」である。
そう言った考え方は、1950年代あたりから始まっている。
謙著に現れ出したのは、※15モッズVS※16ロッカーズ辺りからだろう。(64年夏ブライトンの戦い)
そして※17サイケVS※18ヒッピー→※19グラムVS※20パンク→
※21インディー(グランジ)VS※22クラブ/ストリート等と流れていく
途中、カジュアルズやDC、等があるが省く。(つか、めんどい。解るでしょ、何となく。)
ココで、注目して貰いたいのは、グラムファッションである。
何となく解ると思うが、コンナの一般的には流行りませんでした。
人間そのものを越える、火星人スタイル(ジギースターダスト参照)。コズミックメイクに、
余裕で10センチはある上げ底靴。ジャンプスーツと、何から何まで不自然である。
デヴィット・ボウイに見られるとうりヒッピー(仲間意識の共有・強要)に背を向けた、孤独がそこにはある。
つまり、ファッション文化としては流行ったが一般に浸透せず、
ごく少数の人間は孤独だったと言う事だ。
何かココに今のオタクとの変な接点を感じないだろうか…
そして、大塚組(何だか解らないが、大塚英志好きの事)に入っている人なら気付いたと思うが
グラムファッションの立役者デヴィット・ボウイと言ったキーワード。
コレは、ごく最近大塚がルーシーモノストーンに与えたキーワードだ。
さあ、俺が今回何を言わんとしているか気付いたであろうか。
ルーシーモノストーンに対して大塚は、ある種の自分を投影している
多分コレは皆、感じていると思う。
そして、ぶっちゃけルーシーモノストーンは存在しない。
大塚の別人格だ(三木・モトユキ・エリクソンの様に)。
大塚はカウンターカルチャーとしての自分さえも
身売りしてしまった事が、今回の最大のショックだと思う。
俺は、大塚がオタクを選んでいる事(テロで少しシナリオを変更した可能性があるが…)
に必然性を感じずにいられない。後ズケだとしてもだ。
大塚のアナーキズムは現時点で、良くも悪くも成功していると考える…


流動的だからこそ、カルチャーは恐ろしい。
時代とメディアに反抗する事とは、かなりのパワーが必要だ。
ファッションとオタクを用いた事に自分の観念が伺えてしまうが
時代において、自分を反映すると言う事を
解りやすく説明すると、俺のボキャブラリーではこうなってしまう。
つくづく、先入観は恐いな。
流動的な文化に、普遍的な自分を投影する事とは、時代を持ってしても
解けないのだろうか…それが、今までとコレからの俺の課題かな…
ライフワークだな。
てことはやっぱ、日記に書いて正解だったと思う。


コレで、傷つく人が少なからず居るかも知れないので。あやまります。
ごめんなさい多分ストレスです。


※1・・・(革新的で革命的。人を馬鹿に仕切った態度が、お洒落な音響詩人)
※2・・・(今だからこそ逆に、※3VU的な音を出すことでセンスの良い形になっているロックンロールバンド)
※3・・・(VELVET UNDERGROUNDてバンド名の略。アンディーウォーホルのバナナのジャケが有名、ドラッギーな音をしている。)
※4・・・今日本で一番最先端な音楽雑誌!?内容に感情を殆ど入れず、ストイックに音が良いか悪いかだけを判断基準にする音楽誌)
※5・・・(映画監督。「ブルーヴェルヴェット」とか「ストレイトストーリー」撮った人。「ツインピークス」とか名前聞いた事在るでしょ)
※6・・・1950年代フランスで流行った映画のジャンル。ゴダールトリュフォー辺りの監督作品が有名。
     画(色)で表現をする為、内容と客を置き去りにする事が多い。)
※7・・・(お笑いコンビ名。笑いを芸術だとかほざいてる馬鹿。解る人だけに見て欲しいアートライブとか本気で言ってる)
※8・・・(前と一緒。一応芸術だ!とかは言ってない。ラーメンズより面白いと思う)、
※9・・・(一緒。他の2グループとネタの傾向が異なるが、ファン層が近い。この中じゃ頭一つ抜けて面白いだろ)
※10・・・(知ってると思うけど、エヴァンゲリオンの事。社会現象?を起こした※11庵野監督のアニメ作品。
      この後から、我儘野郎の事をアダルトチルドレンと呼ぶようになったのはご愛嬌。明朝体を見かけたら御注意!)
※11・・・(庵野秀明。最近、※12安野モヨコと結婚した。おめでとう。オネアミスの翼 以降が代表作。
      トップをねらえ!ふしぎの海のナディア等の庵野作品を3つ以上見ていたらオタクの称号が貰える。)
※12・・・(漫画家。代表作JITM・CHASING AMY・ハッピーマニア。お洒落で※13オリーブ色の強い雰囲気が、大嫌い。)
※13・・・(不思議少女が読んでる雑誌。こういう人が、路上詩人とか即席写真家とかの正体。類似品でバンタン少女と言うのもある)
※14・・・(裏原宿系ギャル男の略だと思う。絶滅寸前の渋谷系ギャル男が、コッチに流れた。
      渋谷系ギャル男に比べ原色より中間色を好む。コレの流れも、知性の時代を反映していると思われ。)
※15・・・(MODS=モダンズの略で、ロンドンで自然発生。ロウワー、ミドル等の裕福めの階級に広く浸透する。
      裏地やボタンの数などのディティールで個性を競い、カーキのパーカはおきまり)
※16・・・(原型はバイカー。肉体労働者階級に広く浸透。黒い皮ジャン、鉄鋲、ジーンズがスタンダード。)
※17・・・(ロンドン発。軟派モッズが発祥らしい。レトロフューチャーな格好のこと。
      びらびら花柄、極彩色。衿も袖幅も広い。そしてLSD=快楽主義…)
※18・・・(サイケと一触丹にされがちだが思想は真逆。反ベトナムの精神を元に、ウッドストックで一体化した。
      色あせたカラフルや、ルーズ感が特徴。根底に、自然回帰=レットイットビーと言った哲学がある。 )
※19・・・(元祖ヴィジュアル系。自然回帰主義の反動で反ヒッピー思想。ナイロンやポリエステルなど人工的な素材が特徴。
      ショービズ主義も伺える。ユニセックススタイルも象徴的だ。)
※20・・・(勿論ロンドンが発祥地。ニヒルなミニマリズムに、子供っぽさを加えたような思想をもつ。
      まずTシャツ自体を解体し、安全ピンで止め、パンツはタイトなスリム。ロックで伸び放題だった髪を
      思い切ってカット。モヒカン(トロージャン)等のミニマムな遊び心を残す。素人のDIY精神を開拓する。)
※21・・・(パンク名義のDrマーティン、オーバーサイズの丸首セーターに破けたジーンズ。何だか無闇に貧乏臭い。)
※22・・・(80年代ディオールやシャネル等の高級服が、トレンドとなりパリのおばさん化が進む中、生まれたファッション。
      ゴルチエや、ポールスミスもこの頃生まれ、ファッションとクラブが密接に関係しあう産業的システムが生まれた。)