おたくとF1

ルール説明。

とはいっても、
おたくとフォーミュラーワンの関係について
何か思いついた訳ではなく、
F1層(20〜34歳の女性)の事です。
最近、あいのりを見ているのですが、
その間、まるで自分がOLにでもなった錯覚に陥りますが。
ふと、あいのりのルールが、
萌えアニメの構造と似ていると感じ。
その事を考えていくうちに、
萌えアニメではなく、エロゲーの構造と
非常に酷似していると感じるに至りました。

儀礼的キスという具体性

まず最初に気になったのは、儀礼的キスです。
アニメの最終回はよくキスをする。
という、暗黙のルールがここ15年程で定着した。
と言う事を、感じていて
そういや、あいのりのゴールってキスだな。
と言う事が、見ていて気になったのです。
F1層向けTV番組の構造として、
まず初期段階、或いは、どこから見始めても
最終的にどこに向かうのかを、明確する事があります。
そして、そのゴールと言うのは
オチとも言われ、基本的に二者択一を強います。
勝ちか負けか、付き合うのか振られるのか、
キスをするのかしないのか。という訳です。
ここが曖昧であったり、
明確な二者択一による選別が行われないと
「オチが弱い」と、糾弾されることが多いと言われます。
その是非は問わずとも、
F1層向けTV番組の構造として、『明確な具体性』。
というものが、非常に重要に扱われている
と言う事だけに注目した上で、萌えアニメというよりも、
エロゲーとの親和性の方が強いと感じました。

体じゃなく、心を承認して欲しい欲望。

昨今の萌えアニメは、原作ものが多いので
必然的に小説からのアニメ化
というものが増えていると思いますが。
エロゲー原作ものも数多く存在し、
エロゲー→ノベル化→アニメ化or漫画化
といった、ケースだけに留まらず、
そのシステム自体が、エロゲーに倣っているとも思えます。
まず、ゲームを購入する時点で主人公の目的は明確で、
攻略するべき相手を探しながら、最終的にSEXをする。
という、大前提のルールがあります。
しかし、過去基本であったナンパゲームとは違い、
今の主流は、最終的に付き合う(自己承認)事が目的で
SEXは副産物である、恋愛シュミレーションか、
物語や、相手のバックボーンを追体験する
泣きゲー、鬱ゲー、ドラマティックファンタジーのような。
プラトニックなラヴの先にSEXを求める傾向があり
そのゴールとは、SEX自体よりも
自身を承認してくれる保障としてのキスに
ゴールとしても比重が重く設定されているように見えます。
しかしそれは、元々F1層向けTV番組。
或いは、物語をエンターテインする。
というと、よく言いすぎかもしれませんが、
観客本位なプロデュースを求める場合に
よく用いられている構造で、
それは、F1層向けTV番組という形で
相当システィマティックになっているからこその
粗製濫造であると考えます。

あいのりのエロゲ

上記したような例に洩れず、途中まで、相手が明確ではなく
結果的にルートを選択し、一人を攻略し、キスに至る。
また、日記と言うセーブデータを通し
別の人間にフォーカスを当てると
さっきまでの、主人公やヒロインは
バックに周り、過去の映像を通しても
別の意味合いが浮かび上がりつつ、
別の相手を攻略する。
と、あいのりをエロゲのシステムで説明してみたのですが。
逆に明確に違う部分として、
インタラクティヴ性の有無があります。
コントローラを握って、
能動的に物語りに介入する事を強いるエロゲに対し
TV番組は、受動的に視聴するのみです(ほとんど)。
そして、再攻略が殆どできない事も、とても重要な違いです。
が、それはドラマと、ゲームの違いで。
エロゲの基本形ノベルゲームでは、
殆どルート選択の存在しないものもあり、
インタラクティヴ性は、
どんどん希薄になっている傾向にあります。
とは言え、エロゲとあいのりを構造的に酷似している
と言う事を叫ぶ余り、強引になりすぎるのもアレなので
ここは、エロゲ原作のアニメとあいのりは、
システムを同居させている部分がある。
ぐらいの方が、確立は上がりそうです。

オチです。不明瞭ですが。

と言う事で、アニオタ(エロゲ原作に偏る)にあいのりを。
F1層(向け番組を好む)に萌えアニメを、無下に嫌う根拠は
面白さのシステムには、存在していなく。
逆に言えば、一気に大好きになる、
潜在的購買層の可能性があるのではないでしょうか。
しかし、アニオタに男が多く。F1層は、そのまま女性であって。
その違いが、男ならアニメおたく
女なら、F1層に吸収されていく、性別的問題があるでしょうけど。
あいのりには、女性が主人公じゃないケースが
約半分の割合で、入っている一方で。
女性が男の子を攻略するアニメが
男性が女の子を攻略するアニメに比べ
半分の割合で存在するか、と言うとそうではなく。
F1層が、エロゲ原作の恋愛アニメを
楽しめる可能性の方が高そうですね。


一時間で纏めた、走り書きなので
ちょっと、読み辛いかと思われますが
気が向いたら、書き直します。