鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい

久しぶりに、はてなURLから
(http://www.nyasoku.com/archives/50395674.html)
こういった事を、妻が悪い、夫が悪いという問題に
摩り替えちゃ行けないような気がするんですよね。
それこそ、ジェンダーフェミニズムの問題って
うっかり、どちらかを悪者にして
納得してしまう所が問題な訳ですから。
お互い悪い所も、やむを得ない所も在りますよね。


妻の一人称なので、夫と鉄道模型の関係性が
全く絵空事の様に空虚になっているので
ハッキリと、結論めいた事を言うのは憚れますが。
もし、ここにいる大部分の人が言ってるように
夫にとって、趣味は半生を支えてきた
重要なファクター(ライナスの毛布)だったとして。
それはそれで、心を鉄道模型と本人に
引き裂かれていると言う部分で
重度の精神疾患を患っているとは思うのですが
この話の核になる、悲劇はその夫の半身が、
妻の心を蝕んでいる事に在ると思われます。
ただそこに存在しているだけで、
ストレスになる程までに、病を育んでしまい
この妻は、強迫神経症にまで至っています。
それが、それを保持している夫にまで
及んでいるかどうかは分からないですが、
夫にとっては、自分の存在が、
彼女のストレスに及んでいる、と捉えている可能性が在ります。


自分の半身が、妻のヒステリーを引き起こしている事は
数多に渡る夫婦喧嘩の中で、知覚している事でしょう。
その時の声色、表情、妻自身が考えている以上に
夫にとって、病的に見えたと思います。恐かったと思います。
強迫神経症の症状は、自身の知覚を超えて
他人に大きいストレスを与える事が珍しくありません。
そして、一人で鉄道模型を弄んでいる時
これじゃいけない。妻がヤバイ。でも、捨てられない。
と、何度も悩んでいた事でしょう。
そして、妻の思いきったDV*1のお陰で
夫の精神疾患は、ほぼ完治しています。
が、ダイエットで言う、リバウンドを引き起こしてますねw
しかも、本人の自覚とは無関係に
強迫神経症に至っています。
モノに頼って生きるのは止めよう、と言う脅迫感ですね。
いや、本人は普通に生きているつもりでしょうし
脅迫感なんて感じていない筈です
何故なら、自分には、これが妻への愛だと思えるのです。
どうでしょう。


精神疾患からの脱却を決め、
贖罪として、妻への同一性を求めるが故に
妻と同じ症状に至っているのは、
一種の愛の形だと思うんですよ*2
それが、妻を追い詰めているとも知らずにw
お互いの愛の位置付けが異なることから
精神病が、精神病を呼んでいると言う
これ、笑っちゃ悪いですかねw
無関係な第三者として、無責任な事を言わせてもらえば
この二人は結婚すべきじゃなかったですね。
夫の愛は、正直重いです。
青春ドラマじゃないんだから、極端過ぎです。
そして妻の愛は、客観視出来ていなくてウザイです*3
トレンディードラマじゃないんだから。軽薄過ぎ。
家庭ごとに家庭の形が違う事を、
もっと早く意識していれば、イライラせずに済んだのに。
このまま生活が進んで、
どちらかの心に大きな変革があったとしても
妻自身か、夫自身に依存するだけですよ。
そして、その存在が、無くなった時に
遺影を拝んだり、墓参りしたり
色々やり方は在るかもしれませんが
それがまだ30代とかだったら、悲劇ですよこれ。
しかも夫の方には、その毛が充分あるので
十分に注意して貰いたいと思います。


そして、躁鬱病の患者は大部分が女性です。
彼女の強迫神経症は、元来この妻の持つ
躁鬱が呼びこんだ病だといえます*4
そこで、話は前後しますが、
妻に罪の意識の感じながら、
病的なノイローゼを感じている夫は
妻への贖罪と共に、
看病をしている錯覚に囚われています。
プライオリティナンバー上位が妻になっている
それ故に自身の所有癖を
妻と言う存在だけに固定しているのです*5
もし、そこで離婚以外だとしても、妻の存在が消えた時
夫が、どんな極端な行動に出るか、とても不安です。
しかしこのまま、お互いがビクビクしたまま
暮らしていくのは、ストレスかもしれませんね。
二人揃って、病院に行って
お互いを、第三者の目で分かり合ってみる
というのも、一つの手ですが
お互いの家族や、友人の手を介して
固定された何かではなく、
様々な所に目が移るように
促して上げれれば、それが一番良いと思います。

*1:これ完全にドメスティックなヴァイオレンスです

*2:もう一度、話し合って謝ろうとしたら、逆に謝られた事等、かなり罪の意識が強いです。

*3:夫のスペースまで、自分の思い描いた形に添っていないと、ストレスを感じるのは独善的→それゆえ極端なDVに至る。結婚する前に話し合ったでしょうから、ステロタイプな愛はその時点で捨て去るべきだった

*4:しかし、夫の存在を否定したく無いが余り、障壁となる鉄道模型を消去する事は、妻の意思の強さの現われです。それを自覚し、夫を引っ張っていけたら、それに見合う感謝を夫が返す力があれば、上手くやっていける気がする

*5:生活必需品以外に何も必要としないのは、介護の精神状態な訳です