交差点は曲がり角

人には、抗えない壁があり。
そこで、フラットな感情など無意味だ。
もし、それが可能だと思うのなら、よっぽどの馬鹿者と言うしかない。
しかし、そこを失って暴走してしまう者も、よっぽどの馬鹿者だろう。
完全にフラットなドキュメンタリーなど有りはしないし
完全な無秩序(自由)も存在しない。
それを人は、心と呼ぶ。
心によって、シフトしてしまう事からは、誰も逃れられない。
しかし、それが適用されるのは、自分自身に限り
そこより上は、全てフラットだ
 (たまに、馬鹿者もいるが→「しゃべり場」に出てる平田オリザ
  大人になって、他人の子供に説教って…金払わないと出来ないぞ)。
自分以外は、全て等価値。
そこの上位レベルに自分が存在する。
コレは、当たり前の事を、順番に書いただけである。


しかし、それ以外にもう一つだけ存在する。
金だ。
金に関しては、上下が存在する。
「金が全て!」と言う人がいるが
それは、金があれば何でも買えるし、幸せの延長線上には金が存在する。
といった、意味ではない。
そんな事をいう、OLや、ちょび髭のデブ社長は悲しい人間だ…
とか、言ってるお前が考え直せ。


例えば、金でアナタの心は買えるか?
1億で、うんこ食え。とか、1兆で夢を捨てろ。
という問いではない。
それ以前に実は、買えない。
いやいや、出来る事なら俺の心なんて、安く売ってあげたいものだが
(何でもするから、仕事下さい。)
子供の頃、生活してきた環境で、その人の価値観は全て決まると言うが
それは、あながち間違いじゃないが、金だ。
人は、どのような、貨幣基準ですごして来たかによって、抗えない業を背負う。
ちなみに、現在お金を幾ら持っていても関係無い。
どれだけ、著名な文化人でもそれに勝てたものを、私は知らない。
上流・中流・下流階級の人間の間で、決定的な所の断絶が必ず生じる。
心が、分かり合えないのだ。


子供の頃を思い出して欲しい。
汚い家に行くと、残酷な子供は臭いで、本能的嫌悪を感じ
裕福で大きな家でも、残酷な子供は視覚で、本能的嫌悪を感じてはいなかっただろうか?
 (コレは、私が中流のちょい上の家に生まれたからで、
 それ以外の人は、自分をそこに当てはめて欲しい。)


いや、そんな事は無い。私は、貧乏な奴とも金持ちの奴とも遊んだし
いまでも、何の隔たりも無く仲良くやっているよ。
へっ!
当たり前だ。バカかお前は。俺だってそうだ。
友達・親友として、誰だってそれくらいの事は出来る。
例えば、アイドルがHIPHOPを歌って
文化の違いや、音楽の衰退を感じるか?
あんなの、おもちゃのRAPだ。と思うか?
くだらねぇ、次元が違うよ!


話を戻すが、人はルックスや性格で人を判断したり、選んだりする。
が、本能的な所でそれは、選ばされているだけだ。
そうではなく、貨幣価値を含めた、生活水準で人を選ぶ。
結果的に、ルックス、性格、相性、センス、知性、名声、富、になっているだけだ。
それら全てを、選ぶ価値観が階級的判断によってなされている。


恋愛や、結婚生活にお困りのアナタ。
相手を間違えていませんか?
人を選ぶ基準は、家です。
自分と離れた家柄の人に抱く感情は、恋です。
片思いで止めといた方が、いいですよ。
分かり合いたいということが、愛ならばの話ですがね。